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  • 執筆者の写真シャロウ(S.E.A塾長)

恐ろしい英語の書き間違い

こんにちは。

S.E.A英語塾のシャロウです。


最近ブログを更新しておらず、申し訳ありません。

コロナ禍で外出もせず、教材づくりとスーパーに買い物行くぐらいしか創造性のあることをしておりませんでした…

いや、スーパーに行くのは創造性がないですね(笑)


日本は昔に比べ観光客も増え、英語や中国語、韓国語の表記がいたるところで見られるようになりました。

これも政府が観光業に力を入れてくれたおかげ、、、なのですかね。


しかしながら、政府管轄はともかく、一般のお店や小規模な観光地では、それぞれの運営者たちによって翻訳作業などがなされているわけです。

ここで大活躍なのが、翻訳機です。

昔に比べて非常に性能が高くなりました、と一応ほめておきます、、、が、

やはり不自然な英語になることがしょっちゅうです。


その理由の1つに、日本語は主語や目的語を省略しがちなケースが多く、

英語では絶対に省略できないところが空白になってしまい、意味不明な文になることが多いです。

この間、このような文章を見ました。



-----

「何かお困りでしたらお気軽に従業員にお声がけください」

If you have any trouble, please feel free to hang your employees ....

-----

いやはや、非常に恐ろしい文章になっています。

あまり正確な文ではないので日本語訳も少しおかしいですが

「もしなにかお困りでしたら、お気軽にあなたの従業員を絞首刑にかけてください」


お声がけの部分が翻訳しきれなかったのか、バグった文章になっているわけですね。。。

"hang"は元々「~を吊るす」という意味があり、そのあとに人名などが来ると、

その人を死刑にするという意味になってしまいます…。


では、お声がけとはどのように英語で言えばよいのでしょうか。

いろいろな言い方がありますが、一番わかりやすいのは

"Please feel free to let us know."

"let us know" = 私たちに知らせる、つまりお声がけする

ということになるでしょう。


生徒たちにもいつも伝えていますが、英文を調べる際は

Line翻訳やGoogle翻訳などで安心せずに、

常に辞書や例文、あるいは英語を知っている人に一度聞いてみるのが大事ですね。


それでは、緊急事態宣言がそろそろ解除され、6月にまた学校に安寧が戻ってくることを願って。

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