インターナショナルスクールの意外な負の側面
- シャロウ(S.E.A塾長)
- 2021年10月22日
- 読了時間: 3分
こんにちは。
塾長のシャロウです。
最近、インターナショナルスクールについてよく聞かれますので、ブログでも書いてみようと思います。
以前も何度か取り上げたおかげでしょうか。
今回は、おもしろおかしいものではなく、ちょっと暗い内容です。
先に申し上げておきますが、私の経験ベースの話が多いので、すべてに当てはまるというわけではありません。
それだけご了承いただいてお読みください。
①良くも悪くも実力主義
一般的に欧米の教育に対する考え方はきわめてシンプルです。
実力のあるやつは取り立て、実力のないやつは蹴落とす、です。
もう少し説明すると、インターナショナルスクールでもビジネスでもそうですが、
成績の悪い人間は、退学、クビを即決されます。
正直私のクラスメートも【ある日突然消えました】。
人伝に「あぁ、あいつは成績悪かったんで退学さ」と聞いたものです。
実は、私の弟もインターナショナルスクールに入っていたことがありました(私とは別のところですが)。
しかし、継続的に英語のテストスコアが十分でなく、「このままじゃ君は退学だね」と、
最後通告の次のテスト後に退学になりました。
イヤな話ですが、数か月の在籍の後の退学で、すでに決して額の低くない入学金と1年分の授業料を納めていたのですが、返金は一切ありませんでした。
勉強できていなかった弟も悪いのでしょうが、日本の学校システムに比べるとかなり冷たい印象を持ちます。
正直もうちょっと補講とかやってくれてもいいのでは、と思うのですが。
これが次項に関係します。
②やたら先生たちが帰るの早いねん!
思わず関西弁で突っ込みたくなるほど、先生たちは早く帰ります。
具体的に申し上げると、最後の授業が16時半に終わるとします。
先生が授業終了と言い、教室を出ていきます。
我々生徒も帰り支度をし、そのまま帰ります(いわゆる組がないのでそのままそれぞれ帰ります)。
外に出るとすでにさっきの授業の担当の先生が車に乗って校門から出ていくのを確認できるぐらい早いです。
生徒より帰るのが早いので、それだけ仕事とプライベートをしっかり分けておられる先生が多いのです。
反対に考えると、生徒のために何かをして残ってくれる先生は正直あまりいなかったです。
あくまで私の経験と学校の話ですので、そんなことはないよ、と思われるインター卒業生はいらっしゃるでしょうが・・・。
③寄付金イベントがやたら多い
ノブレスオブリージュという言葉があります。
貴族の義務と、フランス語で確か訳したかと思いますが、
欧米は寄付の精神が非常に強いので、何かとイベントが寄付金がらみだったりします。
あまり出し渋ると批判されますし、なかなか文化的になじめないところもありました。
意外と面食らう出来事の1つでした。
以上ですが、たまにはちょっと面食らう事実も良いかと思います。
また興味があればいろいろメールやコメントなどもお待ちしております。
댓글