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Specialized コースにあたって

Specializedコースの特徴は、日本の学校カリキュラムでは教えてくれない英語の実力を上げるコースです。

このコースに少しでも興味がある方は、下記を読み進めていただければ幸いです。

1.生徒の英語目標に合わせて作られる授業

最近は英語の資格試験の結果によって、企業だとお給料に反映されたり、進学だと英語試験免除や加点がもらえたりします。英語に対する需要がそのまま社会に反映されているようです。

ただ、学校の英語科だけの勉強をしていてもTOEIC 700点以上はそう簡単には取れませんし、英語ペラペラになれるわけではありません。

では、どうやって英語の専門的な知識を得るのかというと、1つは独学であり、1つは塾や英会話教室に通うことです。私の塾では、まず徹底的に生徒の方がどのような結果を得たくて勉強したいのかを聞きます。

それをしないと、生徒の方の貴重な時間を無駄にしてしまう恐れがあるからです。双方が納得した授業をしたいのが私の考えですので、そこから始めます。

例えば、ある高校生は英検2級を取得したいと言って入塾してきました。

しかし、合格したその先、次は何を目指すのかも視野に入れなければなりません。

大学受験、TOEIC対策、英会話を極める、あるいは英検を極める道…

英語学習の目標だけでも選択肢は無限にありますし、生徒さんの将来にとって何が有益化を一緒に考えるのも私の大事な仕事なのです。

2.講義だけじゃない。読み書きだけじゃない。

たいていの学習塾では、英語の読み書きを教えます。というより、文法事項や長文読解くらいしか教えてくれません。なぜなら英語だけにそう時間を割いていられないのが現状なのでしょう。

さて、少し専門的なお話になってしまいますが、言語習得の要は「4技能」です。

最近になって文科省でもこの文句が謳われます。「読み、書き、聞く、話す」です。

これら4つは密接にリンクしており、すべての感覚を使うことで言語の習得は飛躍的に能率アップするといいます。

読むは視覚、書くは触覚(視覚含む)、聞くは聴覚、話すは聴覚と舌の動きなど・・・刺激されるところが頭と手のほとんどの部分になります。

私の塾では、この言語バランス感覚を大事にし、一方的に講義するだけじゃなく、たまには学んだ英語の話法を使って会話をしてみたり、学んだ長文読解について自分なりの意見をエッセイで書いてみたりと、さまざまなことをしていただきます。

そして気づくはずです。長文読解対策に【長文読解しかしていなかったこと】が間違っていたことを。

3.対話的で、楽しい学び

塾長は英語ができますが、だからといって一方的に私が偉そうに英語の講釈を垂れるのはお門違いだと思っています。昔指導していた中学生にいつも問うていました。

たとえばこんな文です。

1. This is a pen that she was looking for for a long time.

「最初のforと次のfor、どこにかかっているんだろうね」

生徒はまず、英文を分解して考えようとしますし、いろいろとあーだこーだ言ってきます。

僕はしばらくみんなの話を聞いているだけです。

正解というものでもありませんが、この文は2文に分けられます。

This is a pen.

She was looking for a pen for a long time.

中3で習う関係代名詞と、look for~(~を探す) for a long time(長い間)という熟語を知っていれば、という問題です。

ですが、いったん子どもたちには、このfor forとつながった気持ち悪さを感じて分解してもらいたいのです。余裕があれば、上記の例のような、不自然に見えつつも文法的には合っている文章を作ってもらうぐらいします。

英語は言語ですから、創造的にやらねば楽しくありません。そういった部分においても私の塾では英語習得を大事にします。

​生徒の皆さんが常に意見を求められ、常に意見を発表できる人間になれることを1つの目標にしています。

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